「結局、自分のため」

慈善事業は誰のため?

自分のためにやっている。それが真実。「情けは人のためならず」とまではいわないが、自分にとってプラスの効用があるからやっている(満足の対象)。だが、それでいい。他人の幸せが自分の幸せ、と考えるのは素晴らしいことだ。だけれども、他人の資金を慈善事業に勝手に用いるのは、たとえそれが崇高な目的だったとしても、許されない。何故ならば、それは「人の金」だからだ。

CSRを考えるとき、その問題と正面から向き合わなければならない。